ここ何回かの審査は、かなり悩み、時間もかかりましたが、今回は素早く、素直に決めることができました。
それが良いことなのか残念なことなのかというと、実は少し残念で、もっと「これにしようか」「いやこっちの方がいいのでは」と、悩むことの多い方が、実際にところいい作品が多く寄せられていることの証にも感じます。
募集期間が過ごしやすい季節であった今回。例年ならもっと多くの作品を審査することができていたように思いますが、今年は長く続いた自粛生活のせいか、あるいは「それどころじゃない」心持ちのせいか、少し寂しい数に終わってしまったのが残念でした。
次回の審査はもう年明けになってしまいますが、次回に期待しております。
Instagramコースでは、日常の"手軽なスナップ"を抜け出せていないものと、一方で「これならプリントして単写真部門に出せば入賞するのでは？」というものと二極化しています。
もちろん部門としては前者の範疇でもいいのですが、後者にあたるような作品は、プリントでのご応募も、期待しております。