初夏の公園で遊ぶ兄と弟。

夏の緑に囲まれた公園で遊ぶ兄弟。楽しく遊んでいる雰囲気が伝わってきます。
一枚目の写真は弟が手を指しているのは虫でも見つけたのかな。新緑の木々と子ども達の構図がいいです。二枚目の写真は、広角の良さを出していますね。ブランコに乗っているのは弟かな。笑顔がいいですね。後ろのお兄ちゃんの姿から弟を見守っている様子が伝わってきます。組み写真のメインとなる一枚です。三枚目の写真からお二人で滑り台を楽しんでいる様子が分ります。これら一枚一枚の写真の構成と構図で兄弟が「こころつないで」遊んでいる、まさにテーマに合った素晴らしい組写真です。

米原曳山祭の出番を待つ2人の緊張感を追ってみました。

１００年以上続く曳山祭りで奉納される子ども歌舞伎の準備風景。例年観ていた側から今年は演ずる（観られる）側になり、練習を重ねて本番を迎えますが、着付けを手伝っているのも何年か前に演じた先輩でしょうか。あどけなさが残る顔に緊張していく様子が見えます。３枚目の二人が見つめている先が、曳山ではなく舞台の松を積み込むバンであるのも日常とハレを合わせ、よくある祭り写真で終わらせていないところと思います。
３枚とも周辺光量を落として仕上げていますが、２枚目の落ち方が極端で並べたときに気になりました。