祭りの初まる頃、ポツポツと小雨が　雷の音を気にしながら　空を気にする人々

夏祭りの空模様を気にする様子が見事に表現されています。３枚組でこれ以上でもこれ以下でもない上手い表現だと思います。２枚目の直足袋と傘の配置など憎いですね。私も先日氏神様の前祭でしたがあいにくの雨模様でした。祭は天気によって全く違ったものになってしまうので空模様をずっと気にする気持ちは非常によく分かります。ビニールのカバーがかけられた山車だけでは何か物足りないところ、年配の女性が入ることで作品が大きく変化したのではないでしょうか。さすがベテランの腕前と感心するところです。

女性達はそれぞれ別れを楽しんでいるようですが、男性はいままで教えを受たことにお返しようとするが1対1ではかないません。

時代が変わって行っても卒業式はいいものですね。
一枚目の写真は、卒業した女子学生たちが輪になって何かをしているのでしょうが…よく分かりませんが楽しそうな感じが伝わってきます。二枚目の写真は、女子学生がスクラム組んで何かをやっっていますが…多分卒業前はソフトボール部だったのかな。卒業後、バラバラになってもみんな仲間だ、楽しくやって行こうとか言っているのかな。連帯感が伝わってきます。三枚目の写真は、ラクビー部かハンドボール部だった卒業生たちでしょうか。いずれもコンタクトスポーツで肉体がぶつかり合う激しい競技です。先生と男子学生がぶつかった後の様子がよく分ります。このぶつかり合いで言葉では言えない感情の思い出が出来たと思います。四枚目の写真は、卒業を紙吹雪で祝ってもらっているのかな。女子学生の喜んでいるの様子がよく分かります。これらの写真は年代が違いますが卒業というワードで繋がっています。一枚一枚の写真がその年の送る会です。広角レンズを上手く使った構図と構成で卒業生を送る会が伝わってきます。「こころつないで」のテーマに合っている素晴らしい組写真です。