高校生の書道パフォーマンスです。リズムに乗って書き上げる一所懸命な姿には感銘を受けました。見ていた観衆からも大きな拍手で称えていました。

書道パフォーマンスを捉えた作品は、毎回のように応募されてきて、正直なところ食傷気味なのですが、本作品はそんな中にあって、際だって皆の心を捉えました。
先ず一枚目で状況の説明は十分ですし、しかもいい光まで差して、絵としても綺麗です。二枚目の表情の良さは、まぁ何も言う必要はないでしょう。
三枚目ではこの手前にひとりが、何かを説明しているところなのか、記録写真を撮っているところなのかは曖昧ですが、いずれにしても"ただ出来上がり"でもなく、完成形の見せ方としては"丁度いい加減"だと思います。
笑顔を挟んで、上下で制作中と完成形が（上下方向でも）対になっていて、組写真の基本でもあり、また力のある組み方だと思います。