117グループCONTEST 「ありがとう」がいっぱい
第13回「こころつないで」フォトコンテスト
第1期 入賞作品
各期 単写真コース
第1期のグランプリ - 3point
「夏の街」
今西 唯夫 様
大阪府高槻市
 作者のコメント
祭りを終えて家路に向かう女性たち。ビルの改装工事現場では仕事に励む人達のシルエットがありました。それぞれに帰る家があるんですね。
 審査員からのコメント
ひとつ迷ったのは、祭りの余韻の中にある浴衣の女性と、改装工事に励む作業員の間に「こころのつながり」はあるのか?という点で、審査員間でも意見が分かれたところでした。私の解釈としては(作者の意図とは外れるかもしれませんが)、このひとつの絵に収まった空間で、同じ夜の「街」あるいは「通り」にあって、大袈裟に言えば”時空を共有”しているということが、真逆とも言える状況にいる人々の存在が、逆説的に”繋がれている”ということが浮き彫りになっているように感じられるということです。
とても"こじつけが強い"なんて思われるかもしれませんが、写真を見て、まずそんなふうに感じられるのも、作品というものの意義で、単純に「良い絵だなぁ」と思える本作品を、作者が捉え、提示された意味もそこにあるのではないかと思います。
貞松写真事務所
代表 貞松良治
第1期の準グランプリ - 2point
「煙突のある街で生きる」
伊藤 伸 様
三重県鈴鹿市
準グランプリ作品
 作者のコメント
四日市コンビナートの煙突を背景に撮った老人です。いろいろあった人生について語ってくれました。
 審査員からのコメント
人生を長く生きて来られたお爺さんの昭和な表情がいい感じです。最初にお爺さんの表情に目が引かれました。モノクロにした事で顔のしわ、手のしわが目立ってお爺さんの年齢を感じさせます。また雪駄サンダルが似合っていますね。お爺さんが語っている話の内容は分かりませんが背景のコンビナートと関係があるのでしょうか。背景とのバランスがいい構図になっています。作者とお爺さんの会話が聞こえて来るようで「こころつないで」のテーマに合っています。老人イメージを表現した素晴らしい作品です。
クリエイティブプロダクション ウイル
代表 山本正博
「さかあがりができた日」
角田 恒雄 様
滋賀県彦根市
準グランプリ作品
 作者のコメント
腕も手のひらも、かなり痛めながら懸命に練習してきた孫。この日初めてさかあがりができました。
その懸命な姿を記録として残しておきたくて撮影。
もう余力もない中、うれしさから何度もさかあがりを見せてくれました。
 審査員からのコメント
まずはこの画角ですよね、普段あまり目にしない真正面からの大胆なトリミングで迫力のある作品になりました。動きもあり今にもくるっと回りそうです。
背景のお宅も良い感じで作品に趣を与えています。
コメントにあるようにこの1枚の写真だけで逆上がりが出来るまでの努力が手に取るように分かります。表情も絶妙の瞬間を捉えており頑張りが伝わってきます。題材としてはめずらしくありませんが捉え方がものを言った秀作だと思います。
スタジオクレアーレ
代表 山下太郎
「裏側」
aym 様
埼玉県上尾市
準グランプリ作品
 作者のコメント
どんな表情しているのかと想像してしまいます
 審査員からのコメント
コロナ禍前のショッピングモール、クリスマスシーズンの光景です。姉弟で覗いている先には母親が微笑んでいるんでしょうか、通り行く人を眺めているんでしょうか。家族でショッピングモールへお出かけは幸せの光景ですね。
さて、子どもたちは何の顔になっているんでしょう?普段は表からしか見ない顔出しパネルを裏から見るのは新鮮です。このパネルの裏には何も絵が無いんですね。どんな人物に変身しているんでしょう?ふと気がついたら、顔出しパネルを覗きに行くときは変身の気持ちですが、覗くときは変身では無くそれを見ている向こうの人とのやり取りに切り替わりますね。相手なしにただ覗くことはまず無いでしょう。そして1枚の写真が出来上がって両者の記憶になっていく。
こちらから顔が見えない子ども二人と存在が見えない(感じられる)向こうの人との心がつながっている1枚ですね。
117グループ
代表 山下裕史
第1期の入選 - 1point
「ふるさとの秋」
求磨川 貞喜 様
岡山県岡山市
入選作品
 作者のコメント
実家の父と母が散歩中、近所の方に出会ってニコニコ話をしていました。
「灯篭流し」
ムーちゃん 様
広島県安芸郡
入選作品
 作者のコメント
故郷の灯篭流しにて
「数珠繰り」
ROBITA 様
三重県津市
入選作品
 作者のコメント
地蔵盆の日、老若男女、問わず数珠を回します。
「釣りの日」
タロー  様
長野県千曲市
入選作品
 作者のコメント
友人達と舟を借りて海釣りに行きました。思い思いの舟上を写しました。
「試合が終わって」
仙石 一夫 様
兵庫県明石市
入選作品
 作者のコメント
春季県高校野球の決勝戦で、優勝したチームの選手たちが球場を出て帰るところを応援した沢山の人たちが、祝福しているところを撮りました。
「会いたいね…」
規風 様
香川県高松市
入選作品
 作者のコメント
コロナ禍の少年。長いこと会えていない遠方の祖父母と、自宅の一室でオンラインの電話を交わす。1日も早くコロナが収束し、また気がねなく行き来できる日が来ることをお互いが切に願っている。
 総評
審査後、評を書くときに気づきましたが、両グランプリ作品は、前回(第12回6期)同様に「夜と自転車」になっていました。と言っても作者も違えば、状況も全く違った作品で、単なる偶然ではあるのですが、「夜」という時間帯に対する思いとか、自転車に対して持っている郷愁のようなもの?に、何かしら共通するものがあるのかもしれません。
それはともあれ、当コンテストも第13回、13年目を迎えました。多くの作品を御寄せいただいている作者の方々にも、移り変わりを感じますし、それでもなお積極的にご応募いただいている方々には、感謝と畏敬の念を持って審査をしております。中には「私なんかが審査をして良いのか…」と思えるような、素晴らしい作品にも出会ってきましたが、新たな年度となっても、さらなる出会いに期待してやみません。
貞松写真事務所
代表 貞松良治
各期の入賞作品
第13回 ポイントランキング
2023年7月 現在(順不同)
ポイント
入賞者様のお名前 
または ニックネーム
16
ROBITA 様
14
角田 恒雄 様 / 藤元 麻未 様
10
ムーちゃん 様 / 今西 唯夫 様 / 求磨川 貞喜 様
aym 様 / 中本 則昭 様
タロー 様 / 相内 和也 様 / 
坂部 子一 様 / 南部鼻曲がり 様
藤原 茂夫 様
サザンクロス 様 / 伊藤 伸 様
sana 様 / ヨーちゃん 様 / Lemon grasses 様
浜口 正雄 様 / 村上 雅己 様 / 笹田 雅代 様 / 仙石 一夫 様 / 明野 敏行 様 / 理由 様
石川 賢一 様 / 黒須 俊夫 様 / 規風 様 / 井田 金久 様 / みかん船 様 / 鳥居 竹夫 様 / 大和奈良児 様 / 渡邊 勇 様 / 山道 美和 様 / 松下 芳史 様
第13回 都道府県ランキング
2023年7月 現在
第13回フォトコンテスト入賞者様を都道府県ごとに集計しました!
 人数対抗
兵庫県
18
三重県
15
岡山県
13
岩手県
広島県
滋賀県
埼玉県
大阪府
長野県
群馬県
神奈川県
静岡県
千葉県
北海道
和歌山県
愛媛県
香川県
高知県
 ポイント対抗
兵庫県
26
三重県
25
岡山県
24
滋賀県
14
岩手県
13
大阪府
11
広島県
10
埼玉県
長野県
群馬県
北海道
神奈川県
静岡県
千葉県
和歌山県
愛媛県
香川県
高知県
通算ポイントランキング
2023年7月 現在(順不同)
ポイント
入賞者様のお名前 
または ニックネーム
129
タロー 様
98
aym 様
94
sana 様
91
ムーちゃん 様
83
nyaoko0222 様
73
ROBITA 様
49
サザンクロス 様 / ヨーちゃん 様
48
角田 恒雄 様
41
藤元 麻未 様
35
中本 則昭 様
31
yukoneko 様
30
田中 雅之 様 / 相内 和也 様
29
akkoberry 様
27
なごなつ 様
25
石川 賢一 様
24
今枝 進 様
23
運命愛情男 様 / 今西 唯夫 様
21
ケンツク 様 / Lemon grasses 様 / 求磨川 貞喜 様
20
坂部 子一 様
18
Qさま 様 / ひで 様
16
森 和代 様 / 浜口 正雄 様 / 笹田 雅代 様
13
ちゃーさん 様 / ゆぴんパパ 様 / 大塚 美代子 様 / いかいか いるか 様 / 藤原 茂夫 様 / 理由 様
12
黒須 俊夫 様 / makaho 様 / 仙石 一夫 様
11
カサブランカ 様 / 山本 幸平 様 / ユリ★ 様
10
竹川 義之 様 / nanki 様 / 村上 雅己 様 / 井田 金久 様
第15回「こころつないで」フォトコンテスト

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