晴れの日の記念撮影です、
子供たちのうれしそうな表情をねらってみた。

何気に撮られた七五三のシーンですが背景の爽やかなブルーがとても印象的で目をひきます。お母様とお二人のお嬢様の配置が絶妙と言いますか偶然の結果だと思いますが非常に良い塩梅におさまりました。絶好の天気で影が残りましたが通常もっと嫌味な感じになるのですがこの作品は画面に変化を持たせる要因になり作者の力量が存分に表現できた秀作だと思います。それとお子様の表情とポーズに拍手ですね！

秋祭りで村の青年団が輪になって飛びまわっていました。

姫路市で撮影日が10月15日という事は「灘のけんか祭り」で有名な松原八幡神社秋季例大祭ですね。灘のけんか祭りは兵庫県の重要無形民俗文化財に指定され、氏子たちが神輿を激しくぶつけ合う「神輿合わせ」や勇壮な屋台練りが行われます。例年10月14日の宵宮、15日の本宮の2日間で延べ十数万人が訪れます。この写真は幟（のぼり）から東山ですね。東山は宮本として古風な趣の荒舞(雄獅子)や地舞(雌獅子)の２匹の獅子が先導し、獅子壇尻、大幟、屋台の順で宮を目指し、宮入を一番におこないます。天気も良く、3年ぶりの通常開催の祭りという事で皆さん元気いっぱいな様子がこの作品から感じられます。ローアングルの構図は迫力があります。飛び跳ねている人も居て躍動感があります。青空に大幟が映えて綺麗です。露出もいいです。皆さんが輪になって肩を組み飛び回っている姿が「こころつないで」のテーマに合っています。祭りの雰囲気と躍動を表現した素晴らしい作品です。