新たな一年の始まりです。
これまでもたくさんの作品を送って頂いている方々、新たにご応募を頂いた方々。また様々な目線で『こころつないで』というテーマを切り取った作品が集まりました。
全体として作品のレベルは上がり、喜ばしいことに審査も難しいのですが、中には作品としての”体をなさない”者も観られます。 もちろんそれはごく一部ですが、組写真であれ単写真であれ、ただ「撮っただけ」では作品とはいえないように思います。
もし「好きなものが映っているだけ」の絵であったとしても、それを見知らぬ誰かに「これが好きだ！」と見せるとすれば、画面構成を考えた見せ方や、見栄えの良い最後の仕上げまで、何かしら手を加えようとすると思います。逆にそれが無いとしたら、人に見せるでしょうか？
組写真となると、時にそういう見せ方や”仕掛け”が必要で、難しいところもありますが、逆に言えば２枚でも単写真に無い見せ方は可能です。
今回から組写真部門の入選枠が増えましたので、是非とも一度「組む表現」に挑戦して頂ければ幸いです。