「練習」
ケンツク 様
和歌山県伊都郡
作者のコメント
大阪城ホールの演奏会に出演する女子生徒たちが、戸外で練習する光景を撮らせてもらいました。
審査員からのコメント
大きな演奏会を目前にして、最後の練習をする女学生達の姿を、緊張感伝わるストレートな切り取りで、軽やかに描写している点が高評価でした。
ビッグバンドゆえの演出でしょうか、普段見るようなおとなしい姿ではなく、必死で音を届けようとするかのように顔を上げ、またそれを横と揃えている姿が、何とも懸命さを感じさせてくれます。
柔らかな光と、紅葉に包まれるように、ふんわりとしたトーンも、一層彼女たちを引き立たせています。
グランプリ選びから一つぬきんでたとすれば、この爽やかな若さかもしれません。
貞松写真事務所
代表 貞松良治
「一緒に祭りを楽しもう」
今枝 進 様
静岡県浜松市
作者のコメント
小高い場所にある神社に祭礼のため足に怪我をした友人と一緒に向かうところです。
審査員からのコメント
一緒に祭りを楽しむために怪我をした友人の車いすを押す若者の姿を見事に捉えた秀作だと思います。
背景の街並み、祭りの装束、道路そして木製のガード等どれをとっても文句のつけようがありません。
屋根の向きがそれぞれバラバラでモノクロ画面に大きな動きを出すと共に装束とのコントラストが実にうまく計算されており作者の高い技量を感じます。 昭和中頃の空気感が漂い見る者を飽きさせずグランプリに匹敵する作品だと思います。
スタジオクレアーレ
代表 山下太郎
「八幡様のおかげさま」
竹村 悦子 様
高知県高知市
作者のコメント
田んぼの神様有難うございます。今年も豊作でした。
審査員からのコメント
撮影場所を調べてみると高知県長岡郡大豊町は、四国地方で唯一６５歳以上比率が５０％を超える限界自治体です。
平成２５年１０月時点で老年人口割合が５５％になりました。
このようなのどかな山村限界自治体における八幡様への豊作御礼風景。
何十年、何百年続いてきた儀式ではないでしょうか。
干してある稲、刈り取られた田んぼ、そして八幡様のお社、神主の祝詞、それらに関わる人々、全てでバランスのいい構図になっています。
後ろの老人の様子からも豊作への感謝の気持ちが伝わってきます。雨天の露出も過不足ないです。
田んぼの中に八幡様のお社がある風景は珍しいと思います。
何かと神様にお願いすることの多い昨今ですがこのように感謝の御礼をする儀式は大切にしたいものですね。
のどかな農村風景と儀式がマッチした素晴らしい作品です。
代表 山本正博
「仲間」
ROBITA 様
三重県津市
作者のコメント
田んぼのドロンコ競技、盛り上げる若者達
審査員からのコメント
田んぼでのどろんこ競技を盛り上げた若者たち。
望遠レンズの効果をうまく利用して、元気に明るく触れ合う姿が素直に描かれています。
大胆なフレーミングでどんどんシャッターを切っていき、表情を変えていく若者たちとのバトルがスナップショットの醍醐味です。
どろんこになり激しく暴れる若者たちのはじけんばかりの表情の一瞬がとらえられ、生き生きとした印象を受ける。
みんなが一緒になってこんなに楽しいことが人生の中にあるのかと、語りかけているようです。
写真のタブチ
代表 田渕 一博
「大きくなあれ」 ひで 様 |
「女性駅長と運転士さん」 サザンクロス 様 |
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七五三のお宮参りで神社のご神木を見ている母と娘に雄大な時が流れているようでした。 |
法華口駅の女性ボランティア駅長さんの敬礼に笑顔で応える女性運転士さん。二人とも思いやりと優しさがあふれていました。 |
「モミジの参道」 ヨーちゃん 様 |
「学舎でのふれあい」 ゆぴんパパ 様 |
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おじいちゃんが孫をだいての七五三参りです。 |
はじめて出会った子でも優しくふれあえる。 |
「泣いちゃった」 山本 幸平 様 |
「消防一家？」 トーキチロー 様 |
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おばあちゃん達と楽しそうにしていたのに、突然泣きだした赤ちゃん。 |
出初式でお二人に写真を撮らせてもらった。 |
「よう！よく来たね」 レモン 様 |
「夢の中」 タロー 様 |
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２歳の娘と水族館に行った時に撮りました。 |
祭りを訪れた家族の１コマです。にぎやかなお祭りの中どんな夢を・・・。 |
「はじらい」 ムーちゃん 様 |
「おんぶ」 村上 雅己 様 |
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祇園祭でのスナップです。 |
祭りに参加した子供が母親の背中におんぶしてもらっている所です。 |
「空へ！祈りを込めて」
makaho 様
和歌山県東牟婁郡
作者のコメント
冬の禊です。上り子が心をひとつに、空へ祈りました。
「横浜飛行」
ｓａｎａ 様
神奈川県川崎市
作者のコメント
アクティビティで横浜の空へジャンプ。
少し怖がっていた長男ですが、いざ飛ぶと楽しそうでした。
「おコメ守り隊」
達下 才子 様
岩手県奥州市
作者のコメント
秋の稲刈りの一コマ。
お手伝いの小学生達のポーズがかわいらしく、写しているこちらもたのしくなりました。
「兄と妹」
白木 勇治 様
京都府福知山市
作者のコメント
兄と妹が祭りに参加しました。
お兄ちゃんのおやつ袋を妹に見せています。一つあげようか！
「お父さん、楽しかったね」
高橋 朋美 様
新潟県新潟市
作者のコメント
休日、公園でアスレチックに挑戦。
難しい所もお父さんと一緒にがんばりました。その帰り道、思わずムギュ！！
「とんでいけー」
とりやまゆき 様
京都府京都市
作者のコメント
すすきの原で しゃぼん玉
最優秀賞はやはり明快な描写に、評価が高かったと思います。
今回はいわゆる『記念写真』的な写真が少なくなり、しっかりテーマを表現しようという、気持ちの伝わる作品が増えました。
ベテランの方々でも、かなり難しいテーマですし、作品として写真を撮影することに慣れていないとすれば、難しい事と思います。
それでも一途に思いを伝えようとして頂ければ、きっと伝わるものもあると思います。
もちろん『たまたま写っていた』ものの中から応募頂くのも結構ですが、はじめから頭の片隅にこのようなテーマを置いて、カメラを構えるようになって頂ければ、何よりに思います。
貞松写真事務所
代表 貞松良治
今回の上位作品は、どれも写真としても、またテーマに則っている点でも、どれもレベルが高く、グランプリ作を決めるのに非情に悩みました。
若者の笑顔、ひたむきな姿、伝統を守る姿、友を思う姿…と、方向性はそれぞれで違うものですが、何れもこころつなぐ風景です。
しかもどれをとっても整理整頓されたトリミングで背景は省かれたり、或いは絶妙な雰囲気の背景が描かれていて、絵としても非常に巧妙にまとまっています。
少し異例ではありますが、今回に限っては準グランプリの三作にも、審査員よりグランプリ同等の評価であることを、ここに記しておきます。
また、選に漏れたものも含めて、全体としてプリント仕上げのレベルが高く、緻密な描写の作品が多かったように思います。
貞松写真事務所
代表 貞松良治
| ポイント | 入賞者様のお名前 または ニックネーム |
|---|---|
| １１ | ケンツク 様 |
| ８ | ムーちゃん 様 |
| ７ | 石川 賢一 様 ／ 運命愛情男 様 ／ ROBITA 様 |
| ６ | 今枝 進 様 ／ タロー 様 |
| ５ | レモン 様 |
| ４ | Ｑさま 様 ／ ｎｙａｏｋｏ０２２２様 ／ BQOD 様 |
| ３ | 大塚 美代子 様 ／ サザンクロス 様 ／ トーキチロー 様 Ｔｅｍｂｏ 様 ／ 森 和代 様 |
| ２ | ａｙｍ 様 ／ 坂本 周造 様 ／ ｓａｎａ 様 柴山 洋 様 ／ 竹村 悦子 様 ／ ひで 様 山本 幸平 様 ／ ゆぴんパパ 様 |
| １ | 今達 純一 様 ／ いかいか いるか 様 ／ 岡田 靖 様 カサブランカ 様 ／ 木村 千昭 様 ／ ｃｉｔｙ 様 田中 雅之 様 ／ 田中 嘉宏 様 ／ 土井 喜代治 様 西尾 涼子 様 ／ ＨＡＲＵ 様 ／ 村上 雅己 様 ヨーちゃん 様 ／ Ｌｅｍｏｎ ｇｒａｓｓｅｓ 様 |
| 和歌山県 | 17 |
| 兵庫県 | 13 |
| 静岡県 | 8 |
| 三重県 | 6 |
| 神奈川県 | 5 |
| 奈良県 | 5 |
| 高知県 | 5 |
| 広島県 | 5 |
| 山口県 | 5 |
| 長野県 | 4 |
| 大阪府 | 4 |
| 宮城県 | 2 |
| 北海道 | 1 |
| 東京都 | 1 |
| 埼玉県 | 1 |
| 愛知県 | 1 |
| 京都府 | 1 |
| 和歌山県 | 23 |
| 兵庫県 | 15 |
| 静岡県 | 11 |
| 三重県 | 9 |
| 高知県 | 9 |
| 奈良県 | 8 |
| 広島県 | 8 |
| 長野県 | 6 |
| 神奈川県 | 5 |
| 山口県 | 5 |
| 宮城県 | 4 |
| 大阪府 | 4 |
| 埼玉県 | 2 |
| 愛知県 | 2 |
| 北海道 | 1 |
| 東京都 | 1 |
| 京都府 | 1 |
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